複数の航空会社間が提携する航空連合組織、アライアンス。提携グループ内のコードシェア便やマイレージサービスの共有化などの業務提携が行われています。

3大航空連合

世界には3つの大規模な航空連合グループ「スターアライアンス」「ワンワールド」「スカイチーム」があります。

◆スターアライアンス　Star Alliance

【参加航空会社】
全日空・ユナイテッド航空・エア・カナダ・エバー航空・ニュージーランド航空・中国国際航空・アシアナ航空・オーストリア航空・エジプト航空・ルフトハンザドイツ航空・スカンジナビア航空・シンガポール航空・南アフリカ航空・スイス航空・タイ国際航空・ターキッシュエアラインズ・エアインディア

◆ワンワールド　 One World

【参加航空会社】
日本航空・アメリカン航空・ブリティッシュエアー・キャセイパシフィック航空・フィンランド航空・マレーシア航空・カンタス航空・スリランカ航空・カタール航空

◆スカイチーム　Skyteam

【参加航空会社】
デルタ航空・大韓航空・アエロフロート・ロシア航空・アエロメヒコ・エールフランス・チャイアエアライン・中国東方航空・中国南方航空・ＫＬＭオランダ航空・ベトナム航空・ガルーダ・インドネシア航空・アリタリア航空

コードシェア

1つの航空便を複数の航空会社の便名で運航するコードシェア。
「この便は●●社の機材で運航」という表示されることがあります。
実際には運航する会社の乗務員や機材を使用し、他の提携航空会社はその便に自社の便名をつけて販売をしています。
便名は実際の運航会社が数字1桁～3桁、提携会社は数字4桁となり、コードシェア便という場合は数字4桁の便名を指します。
コードシェア便で注意が必要なのは、予約をした航空会社のカウンターでチェックインするのではなく、運航する航空会社で行う事になります。
また受託荷物の条件や機内サービスなどは、運航会社のルールが適用されます。

マイレージサービス

マイレージサービスとは航空会社が行う顧客へのポイントサービスのことで、内容は運航会社によって様々です。
マイルの有効期限や航空券の種類によるマイル付与の有無、本人以外の利用の可否、提携運航会社が運航する便での使用などを考慮し、最も適した使い方ができる航空会社のプログラムを選ぶと良いでしょう。